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2014年12月5日

浜離宮恩賜庭園

皆さんこんにちは。

最近急に寒くってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私は、早くもコタツから抜け出ることが出来なくなり、このまま今年の冬を乗り切れるのか心配になっています。

さて今回は、都内のオアシス「浜離宮恩賜庭園」に行ってきました。

浜離宮は、江戸時代の代表的な大名庭園の一つです。
もともとこの辺りは将軍家の鷹狩場だったそうですが、四代将軍家綱の弟で甲府宰相の松平綱重が、海を埋め立てここに初めて屋敷を建てたそうです。
その後、六代将軍家宣の時代にこの屋敷を将軍家の別邸とし、名称を浜御殿と名付けだようです。
以来、歴代将軍によって造園・改修が行われ、十一代将軍家斉のとき、ほぼ現在の姿の庭園になったとのこと。


園内に入ると緑に溢れており、中央区にいながら都心にいることを忘れさせてくれます。
ゆっくりと散歩して回ると一時間ほどかかりました。園内には「中島の御茶屋」という休憩できるところもあります。
読んで字のごとく、池の真ん中の中島で和菓子と抹茶のセットをいただくことが出来ます。

また園内には「300年松」と呼ばれる松があります。
約300年前に六代将軍家宣が庭園を大改修した際に、その偉業をたたえて植えられた松です。複数の松のように見えますが、なんと1本の松でこの大きさまで成長しています。東京都では最大級の黒松だそうです。

その堂々とした姿を見ると、江戸時代からの300年の歴史を感じるような気がします。


浜離宮恩賜庭園までは、ホテルからタクシーを使えば15分程度、電車の場合は東京メトロ銀座線の新橋から徒歩で12分ほどの場所にあります。
ご朝食を摂られたあとのお散歩や、銀座散策のおりに少し立ち寄られてみてもいいかもしれません。
またすぐ側の、日の出桟橋より浅草行きの水上バスも出ており、こちらもおすすめです。


皆様も、浜離宮恩賜庭園で300年の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。





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* フロント 田村*
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