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2015年11月19日

老舗の味を求めて煉瓦亭へ

多くの人が行き交う銀座二丁目の交差点から、1本有楽町寄りのモダンな銀座ガス灯通りに、
時代小説家・池波正太郎氏(1923〜1990)をはじめ、多くの著名人に愛された「煉瓦亭」が
あります。


レンガ風の建物

煉瓦亭は明治28(1895)年に木田元次郎が創業しました。
「煉瓦地」と呼ばれた銀座のレンガの名を冠し、今年で120周年を迎えました。

ポークカツレツ、ハヤシライス、オムライスなど、日本で定番した洋食の発祥の店と言われ、
看板メニューのひとつ「ポークカツレツ」は、池波正太郎氏も愛した一品だそうです。
バターや香辛料が日本人の口に合わないため、なんとか試行錯誤して考案した洋食だそうです。


銀座の古い街並がモチーフの看板

この日、一人で店に入って、オーダーはやはり「ポークカツレツ」とライスを注文しました。
肉はとても柔らかくて、生パン粉で包んで揚げ衣がサクッと軽やか、見た目は大きいが、
確かに脂っこくないので、女性でも1枚はペロリといけそうですね。
変化が激しい銀座の街で創業の味を守って続けて来たそうです。


ポークカツレツ1,500円(税込)

完食して、1階の会計所で会計を済ませようとすると、パッと目に留まるのが
年代物のレジスターです。これは一見の価値があります。


年代もののレジスターは現役

味も変わらなければ、建物も約50年前に建て替えられたときから
ほとんど変わらないそうです。最寄り駅はもちろん銀座駅、和光や松屋からも
ほど近い立地で、建物の地下1階から3階までそれぞれ趣が異なります。


2階席の窓からは「銀座ガス灯通り」が見える

昭和テイストのフロアで食事すると懐かしい日々にタイムスリップような感覚に、
ここは本当に現代の銀座?と思ってしまいますね。


【煉瓦亭】
電話:03-3561−3882
住所:中央区銀座3-5-16
営業時間:11:15〜15:00/16:40〜21:00(平日)、〜20:45(土・祝)
定休日:日曜日
アクセス:最寄り駅の地下鉄銀座線、日比谷線、丸ノ内線
    「銀座駅」A13出口より、徒歩約3分

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*フロント 李*
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