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2013年7月17日

復活 ニューキャッスル!

いよいよ夏本番ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?
あまりの暑さに体調のすぐれない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、安易ですが、夏といえばカレーですよね。
今回はとってもタイムリーなカレー屋さんの話題をお届けします。

昨年の7月に惜しまれつつ閉店した、伝説の名店ニューキャッスルが
なんとモントレ銀座の目と鼻の先に再オープンしたのです。

ニューキャッスルというのは、創業1946年の老舗のカレー屋さんで、
よくグルメ雑誌なんかでも取り上げられたそうで、ご存知の方も多いの
ではないでしょうか?
以前は店頭に料理記者の岸 朝子さんの記事が飾られたりもしていました。



以前のお店



それが、5年くらいお店に通われていたご常連の方が、どうしてもこの味を
残したいと、二代目に弟子入りして修行し、このたび三代目として再開の
運びとなったそうです。



ニューオープンしたニューキャッスル※後方に見えるのがモントレ銀座

さて、本題のカレーですが、こちらでは辛来飯(カライライス)という
独特の風味と辛さをもつ薬膳カレーを提供されています。

名前の由来は召し上がっているうちに、辛さが来るという意味だそうです。
国産野菜とスパイスをミキサーした?具のないカレーは濃くて、深い味わいで、
ローストした感じもあり、そこに辛みが加わってなんとも独特の味わいです。

ですが、上にのっている半熟の目玉焼きと一緒に食べるとマイルドな味わい
にもなってまた美味です!!

メニューはご覧のとおり、京浜東北線の駅の名前で、なかなか遊び心があります。
品川、大井(多い)、大森【大盛】、蒲田、川崎と量が増えていきます。
大森といっても女性が食べてちょうどくらいだそうで、男性なら蒲田か川崎が
ちょうどいいそうです。

また、蒲田と川崎の間に「つんかま」というメニューもあり、今回はその
「つんかま」をオーダーしてみました。連れのK氏は大盛です。
料理が出される際には、「大森到着で~す」との声が何とも言えないですね。
嫌いじゃないです、むしろ好きかも。微笑ましいです。
全体的に量はそんなに多い感じではないです。


例のメニューです


「つんかま」と大森


前のお店は歴史を感じさせすぎる佇まいも味のうちだったのでしょうが、
新しいお店だけに、これからどのように味が出てくるのか楽しみですね。

伺ったときは、先代夫婦もお店を手伝われていて、見守るような、優しい
まなざしが印象的でした。
先代の味に惚れ込んで、自分の人生を懸けて三代目を継いだ店主さんが、
どのようにニューキャッスルを守り、発展させていくのか、注目です!

■ニューキャッスル
東京都中央区銀座2-11-1 銀座ランドビル B1階


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* フロント 中嶋*
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