2011年9月4日
子供の頃の憧れ

はじめまして。ブログ初登場の鈴木です。
初ブログでネタに困っておりましたが、同僚とランチで入ったこのお店に一発で心を持っていかれました。
お店の名前は「白碗竹カイ樓」(カイは竹冠に快の字)。
読み方はさらに難しく「バイワンジュウクワイロウ」。
中華料理のお店です。
賑やかな一ツ木通りから、脇に一本入った所にひっそりと佇む隠れ家的なお店。一見して中華料理店とは思えない佇まい。白い門を抜けて入り口まで続く竹に囲まれた庭は、都会の喧騒を忘れさせる静かで贅沢な雰囲気でした。
ランチの点心コースを頂きましたが、2,300円とお値段は少々お高目。
でもそのぶん味は格別です。特に、シメの餡かけご飯と杏仁豆腐は絶品。昼休憩の慌ただしい時間にかき込んで食べるにはもったいなかったです。もっと味わってゆっくり食べたかった・・・。
料理ももちろん美味しかったのですが、それ以上に魅力的だったのがお店の内装です。
銭湯を改装したという店内には、高い天井と白い壁、味のある古い木の床と中国の調度品。
この雰囲気・・・
そう!まさにカンフー映画の世界!
悪役のボスたちが老酒でも飲んでそうな感じ!
同年代の男子達なら共感してくれるはず!
ジャッキーチェンに憧れて香港映画や中国のカンフー映画ばかり見ていた子供の頃に、気持ちが一気に戻ってしまいました。拙い文章とこの写真では伝えきれませんが、最高の雰囲気です。今まで数多くの中華料理店に行ってますが、こんな感じ初めてです。好き過ぎて、なんならここに住みたいとさえ思います。
子供の頃に出来あがった感性って変わらないものなんだと、この店に入った時と映画「KILL BILL」を見た時に思いました。
話しはそれましたが、ホテルからは裏路地を通って5分程の場所にあります。隠れ家と言いたくなるほど分かりずらい場所にあります。それもまた魅力的ではありますが。
時間と懐に余裕のある時また訪れたいです。今度は夜に、老酒でも飲みながら。
皆さまも是非。