2016年10月7日
DALI ーダリ展ー アートな休日いかがですか

芸術の秋と言っても、どこで教養を深めればよいか分からない、、、
そんなお客様にオススメしたい馴染みがなくても行きやすい美術館がこちら東京赤坂の近くにあります。しかも今まで芸術に触れたことがなくてもブームに乗れること間違いなしの場所。
そ・れ・が・六本木・国立新美術館。
今回は話題の「ダリ展」をご紹介いたします。
それではご一緒に行きましょう。
見どころをご説明しますと
①圧倒的な展示数
今回の展示の数、ダリ・コレクション初期から晩年までの国内外合わせたたなんと約250点が展示されています。
あらゆる芸術で活躍したダリの作品に圧倒されることは間違いなく、た~っぷりと時間をかけてご覧いただけます。アート好きなら1日中時間を費やせます。
休憩室もあるので疲れたらゆっくりとできますし、ソファに腰掛けながら絵画とボーっと向き合うというのも楽しみ方の一つかもしれませんね。
②絵画や彫刻以外の作品
あまり知られていないのですが、海外のみならず宝飾品や舞台装置や衣装のデザインも手掛けていたダリは精力的にさまざまなジャンルで才能を開花させているという事実。
そうした多岐にわたるダリの作品を集めた展示室会場も見どころのひとつ。
個人的には『記憶の固執』という豪華だけれど可愛らしいダイヤモンドのピンに心惹かれております。
③写真撮影可能な 「メイ・ウエストの部屋」
基本的に館内写真撮影不可なのですが、最後の記念撮影コーナーでは撮影可能な作品があります。上の写真「メイ・ウェストの部屋」がそれです。
メイ・ウエストは戦前のアメリカのセックス・シンボル女優でマリリン・モンローのような雰囲気を持つ方。大きなお尻、曲線美、下品性、スキャンダル性などなど、ダリにとって理想の要素をあわせもつミューズ(女神)といわれております。
とにかくこちらは楽しく写真撮影してご友人に自慢しましょう。
④「カフェの名は。」
タイムリーな話題をひとつ加えておきますと今大変人気のある映画「君の名は。」で瀧くんと奥寺先輩がデートで食事をした場所がこちらの美術館内にあります。
カフェの名は。カフェ「サロン・ド・テロンド」です。こちらのカフェは2階にあり”テロンド”は、「円形」の意味だそうです。
是非聖地巡礼を目的とされている方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか・・・
それでも美術館って敷居高いよなぁ・・・絵画なんて理解できないよなぁ・・・
いいのではないでしょうか。
でも例えば絵を理解しようとするのではなく、絵を前にしたときご自身の中で何を感じるのだろうか・・・そこにポイントをあててみてはいかがでしょうか。
アート作品は決して押し付けられるものではなくて、答えがひとつであるものではなくて、強いて言うならばその心の中に感じた何かがその人の答えなのかもしれませんね。それがご自身にとってどのような意味があるのかまで掘り下げられたら美術館に足を運んだ価値はとても高くなるようにわたくしは思います。
【開催期間】2016年9月14日(水)~12月12日(月)
【開催時間】10:00-18:00
(毎週金曜日は-20:00、
10月21日(金)と10月22日(土)は-22:00)
【入場料】一般 : 1,600円
大学生 :1,200円
高校生 : 800円
(※前売り / 団体は各料金から200円引き)
【定休日】毎週火曜日
*館内は意外と冷えましたのでいかれる際は羽織るものを一枚準備されてくださいね。