2015年5月8日
六本木アートナイト2015
六本木の街を彩る、一夜限りのアートの饗宴『六本木アートナイト』。
街全体を美術館に見立て、さまざまなアート作品が一堂に集結するアートイベントは今年で六回目を迎えました。
今年のイベントテーマは『ハルはアケボノ』
「春はあけぼの・・・」は清少納言によって書かれた人と自然との対話の随筆「枕草子」の一節であります。
技術発展により「自分と自分の周りの対話」が、自分の周りのすべてと交信できるメディアへと変わってしまった、自分と自分以外の境がなくなりつつある時代だからこそ「春はあけぼの・・・(春は明け方がいい・・・)」
― 陽が沈み、陽が昇る。私たちの周りがどんなに変わろうが、西の空に陽が沈み、東の空に陽が昇ることは変わらない - その趣を大事にしましょう、見失わないようにしましょう・・・イベントテーマはそれを訴えかけているのだとか。
テーマに沿い2015年4月25日18時22分東京・六本木の西の空に陽が沈んだ頃六本木アートナイトが幕を開ける。ほんとにニクイ演出
作品が集結している、六本木ヒルズエリア、国立新美術館エリア、そして東京ミッドタウンエリアではいずれも多彩なイベントや展示が夜通し繰り広げられてイベントならではの特典や営業時間の延長などが行われていました。
どのエリア、どの会場も人であふれかえりわたくしもその不思議な空気感に身をゆだねて楽しむことができました。
モントレ赤坂より15分のアクセスの六本木は実際に歩いてみると、とてもコンパクトであり、どのエリアにも歩いていくことができ、その道中で展示された作品を楽しむことが出来きました。
ゆえに街を歩くと、小さな子供から大人までが一緒になって作品を楽しんでいるのが印象的でした。
六本木駅と乃木坂駅の間に位置している『国立新美術館』エリアも盛り上がりを見せていました。
現在モントレ赤坂で販売をしている期間限定宿泊プラン「【国立新美術館「ルーヴル美術館展」観覧券付】六本木アートプラン~感性を刺激する4つの特典付~」も好評であります。
当日券もフロントにて販売しておりますので是非ご来館の際は一度足を運ばれることをおすすめいたします!(期間は2015年6月1日まで)
六本木の街を彩る、一夜限りのアートの饗宴『六本木アートナイト』。
2015年4月26日4時56分に、六本木の東の空に陽が昇る頃。
夜通し続いたイベントが終わりを告げる。
変化の激しい時代に、いにしえの時代からかわらぬものがある。
それを感じさせてくれたイベントでした。
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ホテルモントレ赤坂
フロント 佐藤
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