スタッフブログ

2011年9月25日

思い出の“おべった”⇒“もんじゃ焼き”

私は無性に“もんじゃ焼き”が食べたくなる事があります。

いきなりでしたが、私は子供の頃から“もんじゃ焼き”が大好きで、週に2~3回は食べていました。
私の地元では“もんじゃ焼き”ではなく“おべった”と呼ばれていたんです。

ちなみにネットで調べると西多摩地区や川崎方面では“もんじゃ焼き”の事を“おべった”と言っていたそうです。

当時(昭和50年代初期)は、駄菓子屋さんの脇で石炭や練炭等で熱した鉄板を沢山の子供達が「ワイワイ」騒ぎながら囲んでいたものです。

その頃の“おべった”は一杯50円で食べられて、トッピングでベビースターラーメンや鰹節・卵・桜海老・さきイカ等の他、カレー粉増量・キャベツ増量等もあり、多くの子供達がそれぞれの好みにアレンジし、手軽な【おやつ】として親しまれていました。

私も学校が終わってからの楽しみの一つとして、良く友人達と頂いておりました。

【チェリオ】や【セブンアップ】を飲みながら、ベビースターラーメン入り・カレー粉増量の“おべった”が私のお気に入りの組合せでした。


今と比べたら、これといって悩みらしい悩み等もなく、毎日楽しく過ごしていた子供の頃の良い思い出。懐かしい味です。

先日、突然何の前触れも無くあの衝動が私を襲いました。

そこでホテルのスタッフ達と“もんじゃ焼き”を食べに行くこととなり、第1回月島計画が持ち上がりました。
月島
月島のもんじゃ焼き屋さんといっても数多くあり、皆でどの店が良いかとネットを観ながら悩んでいると、一緒に行くスタッフの一人が「私がいつも行っている店がありますからそこにしましょう」とツウぶって言ってきたので、その店に行くこととなりました。

お目当ての「つきしま小町」は月島駅を下車し、《もんじゃストリート》ひたすら真直ぐ進み、一番奥にあるお店です。

天候も悪い中、まだかまだかと思いながら私達は只々ひたすら「つきしま小町」を目指しました。
いよいよ《もんじゃストリート》もゴールに近づき、そろそろお店が見えて来る頃と思っていると・・・・・。

小町
なんと!「本日は都合によりお休み致します」の張り紙が!!

散々歩いたうえに、お休みかぁ~、これから引き返して他の店を選ぶのは気が遠くなる作業だと一同は落胆。
その中で「つきしま小町」を押したスタッフは「どうしよう、どうしよう」と一人慌てふためいてパニック状態に。

私も冷静を装いながらも、心は折れる寸前に。
ふと視線を向かいの店に向けると「もんじゃ・お好み焼き 夢二」の看板が目に入り、なんとなく良い雰囲気で、「今日は夢二にしよう!」と言ってその店に決めました。夢二


まずは“鉄板焼き”と“お好み焼き”でお腹を少し満たした後に“もんじゃ焼き”の流で頂く事にしました。

それぞれとても美味しかったのですが、メインの“もんじゃ焼き”は結局3種類も頂きました。

人気の『明太もちチーズもんじゃ』、スタンダードな『イカもんじゃ』、そして私のお気に入りの『カレーもんじゃ』ベビースターラーメントッピング。
もんじゃ
流れで入ったお店でしたが、どれも美味しくお店の方も良い感じで、皆満足気に。

当然、私も大満足であり特に子供の頃のお気に入りを頂いた時は、数々の懐かしい思い出が甦ってきたようでした。

とても大げさにダラダラと書いてきましたが、私にとっての“もんじゃ焼き”は特に思い入れのある【おやつ】であり、子供の頃の私とは切っても切れない縁なのです。

でも以外と“もんじゃ焼き”って食べた事がない方も多いようですね。

“もんじゃ焼き”を今まで食べたことがない方も、私のように好きな方も、モントレ赤坂から地下鉄「有楽町線」で月島駅まで駅5つですので、是非、お泊りの際は都内観光のコースに取り入れるのをお奨めします。

私も次の“おべった”は何時にしようかと、既に第2回月島計画を楽しみにしている毎日です。



くさやなぎ


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