スタッフブログ

2010年12月30日

美術館巡り ~アートトライアングル~

2010年ラストブログを担当致しますアーティスト半田と申します。
ここ赤坂・六本木エリアは、さまざまな美術館が集積しているので、知的好奇心のある美術ファンにとっては注目度の高いスポットなのです。
今回は、この美術館をいくつかご紹介いたしましょう!


まずは、「国立新美術館」です。
2007年の開館、まだ新しくその広さは日本最大級!
ゆらめくカーテンのような外観が特徴的で、日本を代表する建築家・黒川紀章の設計だそうです。中へ入れば、企画展や公募展のほかに、レストランやカフェ、無料でくつろげるフリースペースも充実していて1日いても飽きずに過ごせそう。
2月9日からは「シュルレアリスム展」が始まるので楽しみです。


つづいては、「サントリー美術館」です。
場所は赤坂9丁目の東京ミッドタウン内。2007年に移転オープンしたこちらもまだ新しい美術館。日本の古美術が中心となっていて、日本古来の伝統品を堪能できます。
ミッドタウンは美術館の中だけではなく、敷地内にも歴史を物語るものがいまも数多く残っているんです。毛利家下屋敷跡の石組溝の石は、現在は擁壁になり、また旧防衛庁に植えられていた約140本の木々は、ミッドタウンの緑地エリアへと、形を変えて受け継がれています。



最後は、「森美術館」です。
六本木ヒルズ森タワー53階にあるこの美術館は、地上約230mの日本最高所にある美術館です。通称はMAM(マム)、Mori Art Museumの頭文字を取っています。展示内容は、現代美術を中心に絵画や彫刻、建築、ファッションと様々。欧米からアジアやアフリカに至るまで、世界各地で発信されたあらゆる作品を鑑賞できるのが醍醐味の美術館なのです。


美術館って、同じところは1つもなくて、それぞれに個性やこだわりがあるところがいいですね。ちなみに私が今までで一番感動を覚えた美術館は、20年前に訪れたMOMA(ニューヨーク近代美術館)です。ゴッホの「星月夜」やモネの「睡蓮」は今でも脳裏にしっかり焼きついています。

いつでも気軽にアートにふれることできる街、感性をちょっと磨きに散歩してみませんか。

以上、キャンドル半田がお送りいたしました。

今年も1年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。




前の記事 次の記事