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2014年1月26日

東京探索

みなさま、1月ももう残りわずかとなりました。
そんな新年気分もぬけた中、いかがお過ごしでしょうか?

今回のブログは、
日々、一日の流れていくスピードが、どんどん早くなっていくような感じがしています。
フロント坂部がお送りいたします。


実は私、最近ハマっているものがありまして・・・。

昨年ふと手に取った本があり、その本を読み進めていくと、どんどんのめりこんでしまいました。
その本と言うのは皆様ご存知、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』です。

「今さら坂本竜馬???」と思われる方も多いとは思いますが、
そうなんです!
坂本竜馬はもちろん。竜馬の生きた時代の幕末にとてもハマってます。
最近は『竜馬がゆく』に限らず、幕末関連の本も読み漁っています。

でもどうせブログのネタにするんなら、今放送されている『軍師 官兵衛』の黒田官兵衛にスポットをあててみたら?という思いは痛いほどわかります。
でも黒田官兵衛のゆかりの土地が、東京近辺にはないんです。

それなら最近ハマっているのもあるし、大河ドラマつながりだし、しかも坂本竜馬にゆかりのある場所が東京にもあし。
というわけで、足を運んできました。

その場所は、
京急本線『立会川駅』です。


こちらの写真は立会川駅前にある商店街です。

しかもちゃんとゆるキャラもいました。
『りょうくん』です。

立会川周辺には大井競馬場もあり、坂本竜馬にもゆかりがあるということで、
馬が着流しを着て二本の足で直立しています。
なんともかわいらしい・・・。



立会川周辺には当時の土佐藩(現在の高知県)の藩邸がありました。
基本的には竜馬は土佐藩邸ではなく修行先である千葉道場に身を寄せていたのですが、ある大きな事件の為に土佐藩邸に身を置きます。

その事件とは。ご存知の方も多いのではと思いますが「黒船来航」です。
ペリーの乗った黒船は現在の神奈川県の浦賀周辺に来たのですが、
昔は品川近辺まで海が続いていたため、品川付近にまで来たこともあるそうです。

当時の侍たちは、黒船を撃退しようと大砲台を作っていました。
その跡がこちらです。

現在となっては大砲の台座になった石の跡しかありませんでしたが・・・。

そして立会川周辺には多くの幕末に関連する史跡がありました。
当時土佐藩のお殿様だった、山内容堂のお墓もあって、何気に歴史のある町なんだなと感じました。

立会川近辺の情報はこちらに。
詳細はこちら

今はどの道も舗装されていて、当時のままの道はないのですが、
幕末の混沌とした世の中を颯爽と駆け抜けた竜馬が、もしかしたら同じ道を歩いていたのかもと想像しただけで、個人的にロマンを感じます。


しかもよく考えてみると坂本竜馬が亡くなったのは33歳の誕生日。

私も今33歳。

現在の33歳と幕末当時の33歳の価値感は違うとは思うのですが、同じ年月の長さを生きてきたんだなと思うと途端に物悲しくなってしまいます・・・(笑)

今回はあまり時間は取る事が出来ず、立会川の食事の名店には足を運べなかったのですが、次回は足を運んでみようと思いました。

幕末はどうしても京都に目が行きがちですが、東京にも幕末の要所となる場所が多いのです。

新選組の近藤勇、土方歳三、沖田総司の誕生した土地も、なんと東京なのです。
立会川よりは少し西へ行った日野市なんですけど。

こちらも暖かくなったら足を運んでみようと思います。
日野市は私が学生時代に4年間過ごした土地でもあるので、懐かしさめぐりも含めて。


幕末に首ったけのフロント坂部がお送りしました。
ではまた・・・。



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