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2014年3月24日

―桜の森の満開の下。

庭のはずれで、クルマの冬タイヤを交換していた。
何とはなし畑には、つくしが出ていた。

―ようやく春がくるのか。

合間に桜の木を見つめていた。

―桜の森の満開の下。


高校3年生にもなると花見のダンドリもうまくなって、たいていは4月のクラス替えの
初めの週に行う。ウチの学校は桜が満開になると、花見を船岡城址公園で行うのだ。

3年生は、2年生の女子を誘って花見をする。
(羨ましいでしょ♥)

花見公園には、それぞれ男子はバイク、
女子は二人乗り自転車で迎えに行く。
(羨ましいでしょ♥)

学校の制服だけれども一クラス分の人数で、輪になる。上座は桜になる。
(羨ましいでしょ♥)

それぞれ持ち寄った飲みもの、そして定番のダンゴを食べる。
(羨ましいでしょ♥)

宴もたけなわになると、始まり、はじまり。

―今から、好きな人。告白タイ~ムっ。
―じゃあぁ、今ここにいる人でイイなっていうひと。
『オイさ、いったいどうなんだ。タケシは』
『いや~、べつにぃ』
『ワルぐ、ねえべや』
『まぁ、悪くはないけどぉ…』『歌と…ちょっと口が…』
『………』
―ボク、ギターで歌っている。


♪♪僕を忘れた頃に
君を忘れられない
そんな僕の手紙がつく

くもりガラスの窓をたたいて
君の時計をとめてみたい
あゝ僕の時計はあの時のまま
風に吹きあげられたほこりの中
二人の声も消えてしまった
あゝ あれは春だったね♪♪
(春だったね 作詞:田口淑子 作曲:吉田拓郎)


あのころウタが、すごい下手でね。なのに人前で惜しげもなく歌う(笑)。
(すごいナ。恥ずかしい)


あれから30年経った今でも、船岡城址公園はちっとも変わっていない。

―桜の森の満開の下。

花吹雪の空に、青春だったボクたちの早送りのビデオは甦る。
そんな春が今、もうすぐ。


宿泊課 遠藤剛志
*写真は、満開の夜桜の船岡城址公園。


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