スタッフブログ

2010年7月16日

心肺蘇生は突然に・・・。

はじめまして、フロントスタッフで関西弁を話せないマツオと申します。

先日、普通救急救命講習を夜勤明けで受けてきました。
今回はその時の様子をご案内します。

救急救命とは救急車が到着するまでの間に人工呼吸やAEDなどで応急手当を行う事です。今回は大阪市消防局の方々の指導のもと人形を使って人工呼吸とAEDの手順を学びました。

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まず20分ほどDVDを見ました。
救急救命とは何か!救急救命によって傷病者の助かる確率が上がる!など、
夜勤明けでの参加でしたが眠気など起こる余裕もなく見て感心してしまいました。

その後消防署の方の模範演技を見て10名ずつに分かれ実技講習開始!

順番が2番目でかなり緊張しつつ…

まずは『人工呼吸』

相手は人形とはいえ少し抵抗しつつ「もしもし?」「大丈夫ですか?」「どうしました?」
意識が無ければ救急車とAEDを手配、「○○さん救急車の手配」「○○さんAED持ってきて」と周りの人に依頼をする。
えーと次は・・・? 
気道の確保!
あごの先を持ち上げながら頭をそらし呼吸を見る。
見る時も傷病者の胸の動きを見る。(思いだしたー!)
そして緊張の人工呼吸。(鼻をつまむのを忘れ消防局の人に突っ込まれる)
いざマウストゥーマウス!
2回吹き込むが人形の胸が上がらない。なぜだぁー!!!
次はと・・・、胸骨圧迫。胸の中央を1.2.3.4.5.・・・・30. 
手の組み方を注意されながらもまたマウストゥーマウス! の繰り返し。

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次は『AED』

AEDとは・・・自動体外式除細動器(じどうたいがいしきじょさいどうき、Automated External Defibrillator,AED)は、機器が自動的に解析を行い、必要に応じて電気的なショック)を与え、心臓の働きを戻すことを試みる医療機械

医療ドラマで先生が心肺停止した患者さんに機械をあて、
『200までチャージ!離れて!-バーンッ-』と電気を流し心臓を動かす場面見たことありませんか?
同様の処置を一般の人でも施せるようになったんです。

1名エキストラを交え講習開始!AEDが到着後を想定し行いました。
 まずは人工呼吸と胸骨圧迫を行い、

私         「AED持って来ました」
女性スタッフ  「AED利用方法わかりますか?」
私         「わかります」
女性スタッフ  「じゃお願いします!」

とやり取りをする。

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AEDは機械から音声メッセージが流れるため、メッセージに従って行動すれば大丈夫!
人形に電極パッドを貼り、AEDが電気ショックが必要かどうか心電図を調べたあと・・・
メッセージで「電気ショックが必要です」いざスイッチON!!
※スイッチを押す前に周りの人に「離れて下さい!」と叫ぶ。
体に触れると危ないのでここ大事。
その後ひたすら救急隊が到着するまで人工呼吸と胸骨圧迫の繰り返し。

特に消防署の方に注意されることなく自分の体力も限界になりながら無事に実技ができました。

私は2”N前にも同じ講習を受けて「救命技能認定書」を持っています。
宿泊スタッフも数名ですが講習を受け終了証をもっています。
私たちフロントスタッフは「お客様の快適な滞在のお手伝い」はもちろんのこと「お客様の命をお守りする」ことも重要な業務と考えています。
なので安心して宿泊して下さい!

前回のブログではお見苦しい画像がありましたが
今回は個人的な体験話になってしまいました!
今後も大阪のおいしいお店や情報を紹介しますのでよろしくお願いします!


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 フロント  まつお ひろき

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次回は しもうら てるえ のブログです。


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