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2014年10月16日

天満切子を訪ねて

みなさま、こんにちは。

またまた、巡って参りました。
ササキです。

暑い夏はどこへやら・・・
すっかり秋も深まり、心地好い季節になりました。
季節が巡るのは、早いものです。

読書、芸術、スポーツ、食欲。
大阪は食い倒れの街なので、食欲のお話と迷いましたが、今日はちと違うご案内を。

大阪のお土産って・・・

みなさまは、何を思い浮かべられますか??

食い道楽の大阪は、粉もん、串かつ。
名物はどれも持って帰れないですよね。
パロディなお菓子はたくさんありますから困る事はないんですけどね。

ご年配の方には、私は老舗が数店舗あります、御昆布や、おこしをすすめているのですが・・・

そこで今回は、天満切子をご紹介したいと思います。

実は当館から一つ隣の天満界隈は、大阪ガラス発祥の地なんです。
今でも一つ一つ、手作りで美しい切子ガラスが作られています。
ほんとに、ため息が出るほどの美しさで、裏側から見ればまるで万華鏡みたいです。

1751年、長崎の商人、播磨屋清兵衞という人物が天満天神鳥居前に工場を設け市で販売したのが大阪硝子産業の始まりと言われているようです。
以降、戦前まで硝子産業の中枢区として隆盛を極めたんだそうです。

当時、軒を連ねた硝子工場は減ってしまいましたが、今も尚、伝統は受けつがれています!

天満切子発展の背景には、僅か20年で一度姿を消した薩摩切り子の復活にもいちやくかっているようです。
また、江戸切子の功績者として有名な加賀屋文次郎も、大阪で修業をしていたとか。
江戸にまで影響を与えていたんですね!

そんな素敵な天満切子を置いている、まいど屋さん。
まいど屋
ここでは、大抵の大阪府民が好きな《満月ぽん》が、いつもの味に加え、濃い味、黒みつ醤油味とバリエーションを増やして並んでます。
また大阪府内各所の名産品もたくさん有り、いつもとは違うお土産が買えますよ!

ちなみに、私はここでいつもポン酢を買います(笑)
天満切子と併せて是非に見に訪ねてみて下さい!

商店街を歩くのが辛い方は、当館からすぐのJR東西線で大阪天満宮駅で降りていただければすぐです。

寄席会館、天満天神繁昌亭すぐですよ~!

ではまた次回に。


宿泊部
佐々木 愛


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