山王美術館

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モーリス・ユトリロ Maurice Utrillo
1883-1955

パリに生まれ、フランス ダクスにて没。
女性画家シュザンヌ・ヴァラドンの私生児として生まれる。1901年、アルコール依存症を治療するため入院、医師の勧めで絵を描き始める。正規の美術教育は受けておらず、独学で生まれ育ったモンマルトルを中心に、哀愁を帯びたパリの街角の風景を描き続けた。1908年ごろからはアトリエにて絵葉書や写真を用いて描くようになる。個展が成功をおさめた1919年ごろより評価が高まり、1920年代パリで制作活動をしたアーティストたちの一群「エコール・ド・パリ」を代表する画家のひとりとなった。

モーリス・ユトリロ≪サン=リュスティック通り(モンマルトル)≫1919年頃、山王美術館

サン=リュスティック通り(モンマルトル)

1919年頃
油彩、カンヴァス
66.0×48.4㎝

Saint-Rustique Street

c1919
Oil on canvas
66.0×48.4㎝