山王美術館

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マリー・ローランサン Marie Laurencin
1883-1956

パリに生まれ、同地にて没。
パリの画塾アカデミー・アンベールにて絵を学び、そこで出会ったブラックを通して、バトー・ラヴォワール(洗濯船)に住むピカソら前衛芸術家たちと親交を結ぶ。互いに影響を与えた詩人アポリネールとの破局を経て、1914年にドイツ人男爵と結婚。ドイツ国籍となったため第一次世界大戦時は中立国のスペインに亡命。戦後、1921年に単身パリへと帰還、翌年に離婚が成立しフランス国籍を回復する。帰国後に開催された個展が成功をおさめ、上流階級の婦人の間では彼女に肖像画を依頼することがステイタスとなる。1937年、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章を受章。パステルカラーの淡い色調とやわらかなタッチによる独自の画風で優美な女性を描き続けた。

マリー・ローランサン≪ピンクの花で装うマノーラ≫1925年、山王美術館

ピンクの花で装うマノーラ

1925年
油彩、カンヴァス
45.8×38.0㎝

Manola

1925
Oil on canvas
45.8×38.0㎝

マリー・ローランサン≪少女たち≫1929年、山王美術館

少女たち

1929年
油彩、カンヴァス
72.0×60.0㎝

Young Girls

1929
Oil on canvas
72.0×60.0㎝

マリー・ローランサン≪真珠で装うエヴァリン≫1936年、山王美術館

真珠で装うエヴァリン

1936年
油彩、カンヴァス
41.0×33.0㎝

Évelyne

1936
Oil on canvas
41.0×33.0㎝