伊東　深水 Ito Shinsui
1898-1972

東京に生まれ、同地にて没。
本名は一。
1911年日本画家の鏑木清方に入門。生地の深川と師の清方にちなみ「深水」の号を与えられる。翌年、巽画会に出品し初入選。1914年に再興日本美術院展入選、翌1915年には文展に初入選する。1916年頃より、絵、彫り、摺り分業による新版画運動に参加し、木版画の伝統を創造的に継承した。日本画においては昭和期の帝展や日展における中心画家として活躍する。最後の浮世絵系美人画家とも称され、時代の推移を反映した現代の女性風俗を艶やかに表現した。

物思う頃

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絹本彩色
50.0×57.3㎝

Feelings of Love

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Color on silk
50.0×57.3㎝

菊

1966年頃
紙本彩色
53.5×40.8㎝

Chrysanthemum

c1966
Color on paper
53.5×40.8㎝