荻須 高徳
Oguiss Takanori
1901-1986
愛知県に生まれ、パリにて没。
東京美術学校(現・東京藝術大学)卒業後の1927年にフランス留学。渡仏後は、佐伯祐三らとともにパリの下町を描いた。1928年サロン・ドートンヌ初入選。1930年にはパリで初の個展を開催。1934年にはジュネーヴで個展を開催した。サロン・ドートンヌ会員に推挙されたものの、戦況悪化のため1940年帰国。帰国後は新制作派協会の会員となる。1948年に日本人画家として終戦後はじめてフランス入国を許可され再びフランスへと渡り、以後パリを中心に制作活動を再開し、人びとの生活の営みを感じさせる街並みや建物を好んで描いた。

馬車のある風景
1929年
油彩、カンヴァス
64.6×78.1㎝
Courtyard with a Carriage
1929
Oil on canvas
64.6×78.1㎝

街角
1933年
油彩、カンヴァス
60.3×73.2㎝
Street Corner
1933
Oil on canvas
60.3×73.2㎝

広告のある風景
1933年
油彩、カンヴァス
59.5×72.5㎝
House with Posters
1933
Oil on canvas
59.5×72.5㎝

街の木炭屋
1949年
油彩、カンヴァス
60.3×73.3㎝
Charcoal Shop
1949
Oil on canvas
60.3×73.3㎝