コレクション

日本の洋画界にも大きな影響を与えたルノワールをはじめ、
近代日本美術界の礎をきずいた名匠たちの美術作品を、洋画・日本画・陶磁器と幅広く収蔵しています。
いずれも当館のみでご覧いただける希少なコレクションの数々です。

洋画

ピエール=オーギュスト・ルノワール《裸婦》 1918/山王美術館蔵

ピエール=オーギュスト・ルノワール《裸婦》
1918/山王美術館蔵

日本近代洋画界の先駆者とよばれる浅井忠、彼に学び日本美術界の一時代を担ったといわれる梅原龍三郎、安井曾太郎をはじめ、小磯良平、荻須高徳、岸田劉生、佐伯祐三、林武、藤田嗣治など、わが国の近代洋画を語る上で欠くことのできない著名な作家の作品を幅広く収蔵。
また、フランス印象派の巨匠ルノワールの作品は、南フランスのカーニュ・シュル・メールに移住して以後の最晩年期の作品を所蔵。明るくやわらかな色彩で描かれた独自の世界にふれることができます。

モイーズ・キスリング《休息する少女》
1927/山王美術館蔵

モイーズ・キスリング《休息する少女》
1927/山王美術館蔵

佐伯祐三《パリの街角》
1925/山王美術館蔵

佐伯祐三《パリの街角》
1925/山王美術館蔵

日本画

小林 古径《琴》1929/山王美術館蔵

小林古径《琴》
1929/山王美術館蔵

上村松園《よそおひ》
1949/山王美術館蔵

上村松園《よそおひ》
1949/山王美術館蔵

横山大観《三保乃不二》1948〜51頃/山王美術館蔵

横山大観《三保乃不二》
1948〜51頃/山王美術館蔵

文明開化以降、欧州からもたらされる新たな美術思潮の中、大きな変革期を迎えた日本画壇。岡倉天心のもと、新たな日本画の創造を目指した横山大観、川合玉堂、古典に学び近代的な感覚を取り入れ新古典主義と呼ばれた小林古径、前田青邨をはじめ、橋本関雪、福田平八郎、東山魁夷、堂本印象など、明治から昭和にいたる近代日本画壇を代表する名匠の作品を収蔵。
伝統と革新に大きく影響をうけ新境地を開いた、気品高く清新な近代日本画の魅力を見出すことができます。

陶磁器

板谷波山《葆光彩磁葡萄文香爐》
/山王美術館蔵

板谷波山《葆光彩磁葡萄文香爐》
山王美術館蔵

明治維新後、職人から作家へ、焼き物から芸術品へと大きく脱却し、作家自らの感性のもとに、形式にとらわれず芸術としての創作活動へと変貌をとげた近代日本の陶芸。その基をきづいたといわれる巨匠たち、アール・ヌーヴォーに学び優美な世界を築いた板谷波山、理知的で力強い作風の富本憲吉をはじめ、さまざまな技法、釉薬の妙を積極的に試みた河井寬次郎などの作品を所蔵。脈々と今に受け継がれる、珠玉の名品を堪能できます。

河井 寛次郎《呉州花扁壷》/山王美術館蔵

河井寬次郎《呉州花扁壷》
山王美術館蔵

富本憲吉《色繪角瓶》1951/山王美術館蔵

富本憲吉《色繪角瓶》
1951/山王美術館蔵